大学院 後期制作品
「ハコフォトプラニズム」
「価値、意味の無くなったもの=ゴミ」に「新しい価値、意味」を与える。
本来ゴミとなってしまう空箱を使用し、そこに「世界観」を生み出す。
その手法は複雑で、一見無駄に見えるようなプロセスも世界観を形作るための重要な時間であり、
私たちの身の回りの豊かな環境を知る一歩につながる。
この作品は、絵画的なのに写実的な不思議な写真が大きな特徴である。
物語の一部分を切り取ったようなその世界観はカラフルでポップで、そしてどこかコミカルである。
新しい写真作品のジャンルの構築を目的とし、さらに私たちの身の回りの豊かな環境を見つめ直す小さなきっかけとなりたい。
<タイトルについて>
作品のコンセプトが分かりやすく、親しみがあり覚えやすいものにするため、一連のプロジェクト名を変更した。
箱(ハコ)、写真表現(フォト)、世界観の構築(プランニング)を組み合わせた造語。
<協力>
株式会社紀文食品様
<撮影風景>
<制作方法>
1. ミニチュアを作る。
2. ミニチュアを撮影する。
3. 撮影に使用する道具(のれん)を制作する。
4. ミニチュアの写真を大きく印刷する。
5. 印刷したミニチュアの写真を背景紙にしてセットを作る。
6. 背景紙の前に自分が立って撮影する。
<展示>2023/12/4〜12/24 六本木ミッドタウンTUB 「TUB showing 2023」
2024/3/8〜3/10 北千住BUoY 「多摩美大学院 情報デザインコース 研究制作展2024」
大学院研究成果展「inter_」 展示風景
会期:2024年3月8日(金)-10日(日)
会場:北千住BUoY
展示物:写真とミニチュア「おでん屋台」、「旅館」
大学院 前期制作品
「weave a story」
本来ゴミとしてすぐに捨てられてしまうもの、「無価値なもの」に「新しい価値」を与える。
絵画的なのに写実的な不思議な写真。
物語の一部分を切り取ったようなその世界観はカラフルでポップで、そしてどこかコミカルである。
制作課程は複雑で、一見無駄に見えるようなプロセスもこの世界を形作る大切な時間である。
新しいコンストラクテッドフォトとしての可能性を模索する。
<撮影風景>
<制作方法>
1. ミニチュアを作る。
2. ミニチュアを撮影する。
3. 撮影に使用する道具(大きいストローやじゃがりこなど)を制作する。
4. ミニチュアの写真を大きく印刷する。
5. 印刷したミニチュアの写真を背景紙にしてセットを作る。
6. 背景紙の前に自分が立って撮影する。
<展示風景>
<展示風景>
これまでの出力サイズの約三倍に変更。
メイキングとしてアザーショット、撮影風景の動画、制作したミニチュアと小道具も設置。
より作品の理解へ繋げられるようにプロセスが見える形の展示方法に変更した。
作品サイズ:写真 2000×3000mm 、ミニチュア 約150×150×100mm(アザーショット 1枚 250×400mm)